耳鳴りの原因と改善について｜京都府長岡京市の自律神経整体院

「膝の痛みは軟骨がすり減っているせいでクッションがなくなってきているからです。」

ほとんどの人は、そんな話を聞いた事があるのじゃないでしょうか。
非常に残念な事なのですが、この説明は間違いです。膝の運動というのはそんな単純なものではありませんので、医学の解釈と説明を鵜呑みにするのはおすすめしません。膝の手術なんかしちゃった人たちはたいていは後々かなり困った事になっています。でも、そういう膝の手術での結果起こった問題は、

「膝は治ったから他の科にいって相談してください。」

なんて言われる事が大半です。

例えば、耳鳴りが止まりませんりませんなんていう人の中には、以前あるいは子供のころ膝に怪我をした、手術をしたという人が一定数おられます。これを書いてる時点でも現在進行で整体している方は３～４人程度すぐに顔が浮かびます。そして、手術や大怪我の影響で膝の運動に問題がでている場合の耳鳴りは非常にやっかいな事が多いです。

最近でも、1年ぐらいかかってやっと音がほとんど気にならなくなってきたという人がいたのです。
私が未熟だったせいなのですが、ここで、あれ？おかしいと気が付いて、

「派手に膝の怪我をしたことがないですか？」

と、聞いてみたら、靱帯を伸ばしてぷらんぷらんになった事があるとのことでした。
この方、武道の経験があって、練習中に肩に大きな怪我をした事がありました。それで耳鳴りは、その怪我に起因するものだと思い込んでしまっていました。だから、膝の事は以前にも聞いていたかもしれませんが、その時は気にとめないでいた可能性が高いです。しかし、肩の状態が改善してきたときに、はじめて肩だけの問題ではなかった事に気が付いたわけです。


膝の動き、運動というのは泌尿器の働きに深く関係しています。
ですから、膝が痛むという時はほぼ間違いなく腎臓の働きに何かが起こっています。また、泌尿器の働きは体をねじる動きにも深く関わっていますので、膝が痛むときは体をねじるような体操がうまくできなくなっているはずです。

割と馴染みやすい話だと、風邪を引いた時に関節が痛くなるなんて経験はないでしょうか。
これはリンパの働きが高まっているときに起こるのですが、リンパは泌尿器の一部だからです。泌尿器の働きが高まるというのは、代謝があがって体から老廃物を捨てようという働きが強くなるのですが、その時に関節が腫れて痛みがでることがあります。膝はそのリンパの状態を受けて、最も痛みがでやすいところじゃないでしょうかね。本当はワキなんかでもわかりやすいですが、わきに関しては直接さわってみればすぐにわかりますが、日常的に体操でもやっているような人でなければなかなか気が付く事ができない場所です。

内蔵というものは単体で働いているわけではありません。
例えば、腎臓の場合だと間接を曲げる、体をひねるという動きをしたときに働きが高まります。だから、膝の屈伸をしたときや、体をねじる体操をしたときに心地よいと感じる人は腎臓の働きが低下していると捉えるとよいでしょう。

多くの人が気にする、猫背になるなんていうのもそうです。
猫背になるのはいくつか理由がありますが、腎臓の動きが悪くなっている事が原因であることが比較的多いです。運動と内臓の働きは直結していますので、背中を曲げることで腎臓の動きを助けるのです。だから、腎臓の働きが落ちて猫背になっている人に、

「背筋を伸ばせ！」

なんていっても無意味です。
猫背にならなければいられないほど腎臓の働きが落ちているわけですからね。

逆の事はやはり起きるわけで腎臓の働きが悪くなると腰のねじれ運動や膝の運動に支障が現れはじめます。平たくいうと痛くなわけです。実はねじり運動には膝もうまく使う必要があります。お年寄りなんかが、

「膝と腰が痛い。」

なんて言っているのはたいてい腎臓の働きが落ちているからです。

先に手術について否定的な考えを述べましたが、現在の医療技術では膝の手術をして膝の動きが改善されることはまずありません。なぜなら、膝の関節の状態が変わっても腎臓の働きがよくなる事はないからです。まして、手術なんかしてしまった場合、その影響でほぼ間違いなく内臓全般の働きは低下しますからね。いろんな手術でその後いろいろおかしくなったなんていう話がでるのはこういう事が原因だといえます。

さて、泌尿器の働きが悪くなると、頚椎においては６番の動きが悪くなります。
頚椎６番の働きに問題がでることによって、頚椎のバランスが狂って耳鳴りが鳴り始める事があります。つまり、耳鳴りの原因が膝の痛みや怪我がであることがあるわけです。

耳鳴りについてお悩みでした当院にご相談ください。