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耳鳴りの原因 その2│長岡京市の自律神経整体院

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耳鳴りの原因 その2│長岡京市の自律神経整体院

耳鳴りの原因 その2│長岡京市の自律神経整体院

2023/02/21

耳鳴りの原因をもう少し掘り下げて説明してみます。
耳鳴りの原因 その1で耳鳴りの原因は肺に不都合が起こっているからだと説明しました。しかし、このような表現をしてしまうとたいていの人が誤解をはじめてしまいます。それには2パターンあって、

 

1.肺に不都合があるのだからそれを解消すればよい
2.肺に不都合はないから私が嘘を言っている

 

というものです。

2の方に、さらに説明を付け加えても理解することは難しいだろうと思います。
この事はお金儲けなどに置き換えるとわかりやすいでしょう。2の判断をする方が、どうして自分はお金儲けができないかと原因を探って4つの問題点に思い至ったとします。

 

A.マイナス思考なのがいけない
B.リスクをとってないのがいけない
C.ビジネスパートナーが私の考えに賛同しないのがいけない
D.宝くじを買ってなかった

 

という具合です。
それじゃあという事で、プラス思考になって、リスクを積極的にとって、一人でビジネスをすすめて、リスクヘッジで宝くじを買っておけば大成功してお金持ちになれるかと考えてみればよいのです。残念ながらこのように考えるほとんどの人はうまくいかないでしょう。理由はいろいろあげられると思いますが、もっともはっきり言えるのはビジネスというのはそれほど単純ではないからです。目の前に起こる問題をシンプルに捉える事は大切ですが、ビジネスはそれほどシンプルではありません。そして、人間の体はビジネス以上に複雑なもので、原因と結果が1本のロープで結びつけられるほどシンプルなものではありません。

 

肺の問題に話を戻します。

 

肺の働きに問題があるという事は頸椎2番に問題があると考えてもらうとよいでしょう。
もちろん様々なケースがあるので例外は存在しますが、たいていのケースで頸椎2番になんらかの異常が起こっているのでそう考えてもらって問題はありません。頸椎2番に問題がでたときにそれが影響して頸椎6番にも狂いが生じます。


東京タワーの鉄骨が1本曲がってしまった時に、その曲がった鉄骨の上にある鉄骨もゆがんでしまっているのを想像してもらうとよいでしょう。

頸椎6番は、泌尿器、主に腎臓の働きに影響を起こすのですが、聴力というのは大きく分類すると泌尿器になります。そして泌尿器の働きに支障がでて、それで耳鳴りが鳴る事があるのです。ただ、頸椎6番の狂いが大きくなるとめまいや動悸を起こす事の方が多くなります。だから、頸椎6番が狂ったときに必ず耳鳴りがなるというほど単純ではありません。

 

さて、この状況をあたなたらどうとらえるしょうか?

 

呼吸器に問題が起こる → 泌尿器に問題が起こる → 耳鳴りが鳴る

 

という構図です。
しかし、この構図にはもう1つ加えなければいけない要素があります。それは、どうして呼吸器に問題が起こっているかという点です。これはもう千差万別、人それぞれに理由が存在しています。レアなケースをあげるなら、膝に大怪我をしたことがあってそれが原因で耳鳴りが鳴っているという人を見た事がありますね。

 

当然ですが呼吸器を経由しないで泌尿器に問題が起こるケースもある訳です。

 

泌尿器に問題が起こる → 耳鳴りが鳴る

 

という形です。

また、耳鳴りの原因についてはさらに付け加えなければいけない事があります。

 

それは、胸椎2番の狂いが胸椎1番に強く影響するケースです。
この場合、頸椎5番に強い緊張が生まれる事があります。胸椎1番、頸椎5番は脾臓の働きに関わる骨なのですが、この時、聴覚に関わる神経と骨に強い緊張が伝わってしまいます。それが耳鳴りの音に化ける、つまりこれが耳鳴りの正体です。

 

わかりやすくなるように状況を分類して説明してみました。
しかし、実際に人の体を観察しているとわかる事ですが、これほどわかりやすく骨の状態が狂っているという事はまずありません。理由は、人の体には個性というものが存在しているからです。だから、胸椎2番に狂いが生じるといって全ての人にまったく同じように狂いが生じて同様の異常が起こることはありえません。肺の大きさや能力だって人によって大きな違いあるのですから当然の事です。こういった事情を無視して耳鳴りについて理解しようというのはかなり無理があるのです。

 

一応、付け加えておきましょう。
頸椎5番の狂い大きい時はキーンという耳鳴りで、頸椎6番の狂いが大きい時は雑音のような音がしているだろうと思います。でも、同じ人でも日によって音が違う事があります。それは天気、気圧だとか、疲労だとか、食べ過ぎとか、ストレスだとか、その他もろもろの事情でその人の重心が変化しているから起こる事です。同じ人でも条件がかわると体の状態が変化するのです。生活習慣と体質がまったく異なる人において、その違いたとえ小さなものであっても、現実問題としてはどれぐらい大きな違いになるかと考えてみるとよいでしょう。

 

もしかしたたら、多くの人はこの説明についてこれていないかもしれません。
人の体というのはとても複雑で容易に理解できるようなものではないから当然です。では、耳鳴りは止められないかというと、そんな事はありません。

 

やり方は簡単です。

 

「耳鳴りの原因を解消して音を止める。」

 

という発想をすててください。

実は、この考えに捕らわれていると聴力を破壊する、つまり耳を聞こえなくするという手段しかなくなってしまいます。雑音を常に聞き続けることで耳鳴りを気にならないようにするなんていう治療法ともいえないようなものがありますが、これは言い換えれば聴力を低下させているだけでしかありません。

 

では、どうすればよいのか、それは

 

「呼吸器や泌尿器など、体のあらゆる働きが十分に健全に働ける状態になればよい。」

 

のです。
簡単にいうと、

 

「健康で幸せな生活ができる体を作っていきましょう。」

 

という事です。


このやり方だったら、実はそれほど難しくありません。

耳鳴りが止まらないのは、不健康な体のまま耳鳴りの音だけを止めようとするからなのです。この事に気がつくことができれば耳鳴りはそれほど困った問題ではなくなるのです。

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耳鳴りの緩和施術を京都で実施

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