視点を変えれば解決できることがあります │長岡京市の自律神経整体院
2023/03/31
「医療が順調に発展すれば年をとることがなくなるし、死ぬこともなくなる。」
という考え方が一般的になりつつあります。
私は、日々、体の事で困っている人の体を観察しているのですが、医療、医学に関わる人たちが人間の体の事をちゃんと理解しているとは決して思えません。わかっていないのにわかっているフリをするから、いろいろおかしな事が生まれてくる訳ですが、そういった矛盾の全てをストレスという言葉を使う事で誤魔化してしまっています。
例えば、最近、ある方と、チック症についての話をしたのですけど、
「息子がそうなのですが、ストレスが原因だと説明されました。」
と言っていました。
実は、チック症という診断を受ける人の大半は、心臓の動きにスムーズさを欠いている事が原因です。まれに心臓がうまく動けなくなるタイミングがあってそういう時に、体に意図しないな動作が起こったり、声がでたりするのです。
その原因はたいていの場合、背骨と肋骨の動きにあります。
私がまれに困るのは、医療で使われる単語を使って説明することを求められる事です。現状の医学で説明できない体の問題を医学用語で説明しようというのは無理があるのです。しかし、整体の知識をもっている人であれば、胸椎2,4番、あるいは腰椎2,3番とそれに関わる神経の働きに問題があるというだけで済む話です。ただ残念な事に、このように説明してしまうとほとんどの人は意味を理解できません。
医学ではわかっていないことでも、整体ではわかっていることは山のようにあります。私からすると、たったそれだけの問題で、その解消もそれほど難しい事ではありません。
さて、こういう事をふまえて考えてみてください。
「チック症の原因はストレスだ。」
とかいう人たちが、一方で、
「近い将来、人間は死ななくなる。」
なんて事を言いっているのです。
もし、それが本当だというのであれば、まずはチック症を治してから不死についての課題に取り組むべきだと思うのですけどね。
余談ですが、医学というのは他の学問を決して交わらない、関わろうとしない学問のようです。
例えば、物理学の分野で宇宙の事を説明すると、宇宙を構成する物質で我々が理解または発見しているのは全体の8%程度だと考えられています。残りのうち20~30%はダークマターやダークエネルギーというものがあるはずだと考えられていますが現時点では観測する事ができていません。そして、残りの60~70%は概念すら見つかっておらずどういうものなのかさえ検討がついていない状態です。
宇宙についての人類の叡智はこの程度なのです。
ところが、地球上に降りてきて医学が人間の体の事を語り始めると、既に95%ぐらいのことは理解できていて、遠からず98%にまで理解がすすむというような口ぶりで医学者たちは話すのです。耳鳴りを止められない、めまいも治せない、起立性調節障害も解消できない人たちが、こういう事をいうのです。これらの問題は残った2%に含まれていると彼らは主張するのでしょうか?
さらに余談を続けると、めまいの仕組みは動物学者の方がよほど詳しく理解しています。
肉食動物がどのようにして獲物を獲るかというのを動物学者が説明しているビデオ見た事があります。肉食動物がどのような運動能力をもっていて、その能力を発揮するための平衡感覚がどのようなものかという説明だったのですが、動物学者の方が医学者より平衡感覚についての理解が深いという事を確信できる内容でした。人間の平衡感覚について、耳石がどうとか、ストレスがどうとか、ほぼなんの役にも立っていない理屈をいまだに言う人たちに聞かせてやりたいと心の底から思ったものです。
もし、医学、医療で解決できない問題に直面したときは、少しでよいので視点を変えてみることです。たったそれだけの事で簡単に解決出来ることも少なくありませんから、頭の片隅にでもおいておくとよいと思います。
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