自律神経整体院

腰を痛めるお盆:昔の知恵、現代の落とし穴│長岡京市の自律神経整体院

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腰を痛めるお盆:昔の知恵、現代の落とし穴│長岡京市の自律神経整体院

腰を痛めるお盆:昔の知恵、現代の落とし穴│長岡京市の自律神経整体院

2023/08/17

お盆は腰痛の季節です。
ほとんどの人は、そんな話は聞いたことはないと思います。しかし、整体師としての技術と知識を持つ私からするとお盆の時期には人間の体に特有の変化が現れます。

 

簡単にいうと、骨盤が緩みます。
骨盤が緩むというとリラックスすることと同じものだと考えて、体にとってよいことなのではないかと考えてしまう人が多いかもしれません。しかし、緩むというのとリラックスというのは全く違う状態を意味しています。その違いを簡単に表現すると、リラックスというのは不要な体の力を抜いて全力が出せる状態であるのに対して、骨盤が緩むというのは心臓の収縮力が弱ると考えるとよいでしょう。つまり、全力を出せない状態になるということです。

 

骨盤が緩むのは、夏から秋の季節の変わるタイミングです。
日本ではそれをお盆と読んで昔から休日に設定されているのは、この時期に無理に仕事をすると体を痛めてしまうからだと私は考えています。昔の人は、知識ではなく体の感覚で休日を決めていたのでしょう。ところが、医学が発展して知識が増えた結果、体の感覚を無視するようになってしまったのでしょう。

 

骨盤が緩んで心臓の収縮が弱るのがわかるのは私が整体師だからです。
整体師であれば、心臓が力強く収縮している人の体は適度な緊張感を保っていることが判別できるようになります。この話が納得できないようであれば、スポーツマンで毎日運動をしている人と、運動をほとんどせずに屋内で過ごしている人の体に触れて比べてみると、その違いははっきりとわかるでしょう。整体の技術と経験を身につけているので、その判別の精度が通常の人より高いだけです。

 

さて、骨盤が緩んで心臓の収縮が弱くなった結果起こるのは腰痛です。
心臓の収縮に力不足が生じると、腰椎3番に変化がおこって収縮不足を補おうとします。これは自律神経の働きとしてとても自然なものです。世間でぎっくり腰と言われるものの大半はこれが原因です。他の部位だと胸椎4番、頭頂部がわかりやすいでしょうか。それぞれの部位が飛び出してくるのですが、背骨が飛び出す状態は素人の方にはわかりにくいかもしれないので、興味をもったのなら頭のテッペン部分を抑えてみるといいかもしれません。押さえられたら鈍い痛みを感じるはずです。

 

今年は8月10日ごろから、腰が痛いと訴える人が増えてきているのではないかと思います。秋に入るタイミングが例年より1週間早かったように感じています。気温が高い日が多かったので、気がついていない人が多いようではありますが。

 

この腰の痛みはほとんどの人は、放置しても問題ありません。
穏やかに過ごしていれば秋の体に切り替わって骨盤が引き締まるとともに解消します。むしろ余計なことをすると、1週間程度で治まるはずの腰痛を一生抱えるような事になることもありえますから注意が必要です。

 

普段から不調を抱えている人やめまいを感じている人は、この時期に動悸が強くなるなどの変化があるかもしれません。しかし、腰痛と同じで大して気にする必要はありません。私はたいていの人に、お盆はお墓参りをして体を休めるのがいいとアドバイスしています

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