骨格と美:綺麗なフォームで走る意義│長岡京市の自律神経整体院
2023/09/22
「綺麗なフォームで走る。」
とはどういうことか考えたことはあるでしょうか。
人間の美的感覚というのは単なる見た目の印象で不確かなものと思うかもしれません。しかし、人間は理想的な体の動きを見たときにそれを美しいと感じます。動きの美しさが評価されるスポーツについて考えるとわかりやすいでしょう。体操などは動きの美しさがそのまま点数として評価されます。他では、スキーのジャンプ競技では飛ぶ時の美しさが飛型点として飛距離に加算されます。
「美しさで人の善し悪しを判断するなど恥ずかしい行為だ。」
という意見を持つ人には許しがたいことなのかもしれませんが、視覚による美の感覚は無視してよいものではないのです。
綺麗なフォームで走るということは、骨が理想的な動きをするということを意味します。
ですから、綺麗なフォームで走れるということは、骨が理想的な状態であるということも意味しています。癖がある個性的な走りがダメだとはいいませんが、その癖の原因は骨の状態になんらかの問題があると考えてよいのです。ですから、綺麗なフォームでジョギングをできるようになるということは、骨の状態をただすということに繋がるのです。
ただ、注意することが1つあります。
それは早く走れれば、長い時間を走れればよいということではないということです。もちろん、綺麗なフォームでジョギングをできるようになれば走る距離もスピードもそれに比例して向上していくことは間違いはありません。しかし、このような客観的に数値化できる能力は生まれ持った骨格に大きく左右されるものです。
例えば、身長が2m以上もある日本人は、大抵速く走ることが苦手です。
逆に極端に背が低い人は、短距離では速く走れるかもしれませんが、50mでさえ、そのスピードを持続するのは難しいでしょう。これは陸上競技で活躍する人の体格をイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか。
ですから、意識するべきは綺麗なフォームでジョギングをすることです。
そもそも、これは健康な生活を送るための運動なのですから。そのために必要なことは、以前に紹介した「顎を引く」ということです。綺麗なフォームで走るには、丹田を意識する、骨盤を締める、遠くを見るなど、様々なノウハウがありますが、まず顎を引いて体の動きのブレを認識できるようになることを最初の目標にすることをお勧めします。
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