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脳力を最大限に引き出す方法│長岡京市の自律神経整体院

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2023/11/18

脳を効果的に使う方法について、具体的に考えたことはありますか?
運動に関していうと、近年は根性論が否定されるようになってきました。ところが、脳の使い方に関しては未だに根性論が蔓延っているように思われます。また、書店にいくと、脳の能力を活用する方法といったことをテーマにした書籍はたくさんありますが、その内容が活かされていることは少ないような気がしています。

 

さて、整体師である私は、

 

「努力に逃げたらダメですよ。」

 

と、助言することがよくあります。例えば、最近、インドの受験生の様子をYouTubeで見ました。インドでは最も難易度の高いインド工科大学への入学試験の合格率は2%だそうです。学生は生活のすべてを投げうってひたすら勉強をしていました。他には、韓国の大学受験が非常に厳しいことは多くの人が知っていることでしょう。


合格することで人生が好転すると考える国民性ですから、親は子供に受験勉強に没頭させるよう最大の努力を払っています。日本でも東大を目指している学生の家庭では同様のことが起こっているケースをよく耳にします。ひたすら勉強時間を伸ばすことで頭がよくなると考えられているのです。

 

さて、健康というものもまた、努力して手に入れるものではありません。このことが理解できると、健康な生活をおくることは難しくないのです。

 

そして、実は、同じことが脳の活用にもいえます。

まず、脳を最も有効に活用する時に最初に知っておくべきことは、脳は24時間365日休むことはないということです。ですから、睡眠時間を減らして勉強するという行為は、脳の働きを返って低下させるということにつながります。

 

ところが、興味深いことに寝る時間を惜しんで勉強するのであれば話は変わってきます。
寝食を忘れるぐらい何かに打ち込むことができるのであれば、それはもっとも脳の働きが高まっている状態だからです。でも、この話を聞いて、食事を減らして夜遅くまで勉強すればいいのだと勘違いしてしまう人が多いように思います。残念なことに、寝食を忘れて何かに打ち込むという状態に意図的になるのは不可能だからです。

 

実は、脳の働きをもっとも高める方法はシャーロック・ホームズや金田一耕助といった推理小説に詳しく書かれています。これらの小説の面白いところは、架空の人物が本当の脳の使い方をきちんと理解してそれを実践しているということにつきるのではないかと私は考えています。

 

シャーロックが事件の推理をするときの手順はこのようなものになります。

 

1.事件のありとあらゆる情報を頭にインプットします。シャーロックはこのとき、事件の状況を詳しく調べたり、過去1ヶ月分の新聞を読み直すといった行動をとります。

 

2.すべての情報を頭にいれたら、それらを忘れるような行動をとります。シャーロックの場合、化学実験をしたり、バイオリンを弾いたり、映画を見たりするシーンが描かれています。その様子に助手のワトソンが、そんなことをしている場合ではないとやきもきしている様子もまた描写されています。ちなみに、バイオリンが趣味がというのはアインシュタインも同じで、彼も考えが煮詰まったときによくバイオリンを弾いていたそうです。

 

3.アイデアが浮かぶのを待つ。

 

この手順を踏むことでシャーロックはどんな難事件でも解決してしまうのです。

 

横溝正史の金田一耕助の場合はちょっと事情が違っています。
金田一が事件を解決できていない状況では、たいていの場合、情報が不足しています。シャーロックにおける1の段階で足踏みしている訳です。その場合、金田一耕助は次の情報をひたすら待つという行動、つまり次の殺人が起こるのを待ちます。そのため、横溝正史の小説は必ず連続殺人になるのです。

 

1から3の行動にネーミングをするなら、1がインプット、2が熟成、3が発案とでもなるでしょうか。
脳の働きがこのような過程を経ることを知っていれば、アルキメデスがお風呂に入っていたときに浮力の存在を思いついた。そして、ニュートンが林檎が落ちるのをみて重力を思いついたということがどういうことかも理解できることでしょう。アルキメデスもニュートンもすでに必要な情報はすでに頭の中に入っていてそれを熟成させていたのです。お風呂に入る人や林檎が落ちるのを見かけた人など何十万人、何百万人といたはずですが、誰も浮力や重力の存在に気がつけなかったのは情報のインプットが行われていなかったから当然なのです。

 

ちなみに、熟成の段階では、リラックスした状態であることが重要であるということも想像ができることでしょう。目を血走らせながら必死になって考える努力をしたって脳の働きは返って低下してしまうのはわかるのではないでしょうか。

 

こういう脳の働き方を知っていると、どのように勉強すればよいのかということについても様々なアイデアが浮かぶのではないでしょうか。本当に優秀な人は、勉強をしてゆく過程でこういうことを肌感覚で理解していく人だということが言えます。単なるガリ勉では、テストで良い点はとれるかもしれないけど社会の役には立てないのだということも、この脳の働きの流れを踏まえるとわかるのではないでしょうか。

 

そして、最後にもっとも大切なことをお伝えしようと思います。
それは、脳にはテーマあるいは目的を与えるということです。シャーロックホームズや金田一耕助であれば犯罪を犯した犯人を探し出すということになります。アルキメデスやニュートンであれば物理現象の謎を解明するというテーマがあったのだと思われます。

 

人生には目標が必要だと言われることがあるのはこのことが理由でしょう。
私は人生にテーマや目的が必ずしも必要だとは思いませんが、脳には必ず必要です。東大に入るのが目的だというのでも構いませんが、東大卒でも頭がよいとは思えない人はテレビを見ているといくらでも見かけますから、よくよく考えて脳にテーマを与えてあげることです。

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