自律神経整体院

不安症とパニック症を理解する新たな道 │長岡京市の自律神経整体院

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不安症とパニック症を理解する新たな道 │長岡京市の自律神経整体院

2023/05/31

医学によるパニック症や不安症の診断は、医師との面談と患者の自己報告に基づいて行われます。簡単に説明すると、血圧や尿の問題といった検査で客観的な事実から状態を診断するのではなく、医師の知識と経験から診断が下されます。

 

実はここには大きな問題があります。
いじわるな言い方をすれば、演技力がある程度以上ある人が

 

「不安になって辛いです。」

 

と訴えれば不安症やパニック症という診断をもらう事が可能です。
そんな人間がいるとは思えないかもしれませんが、仕事や家事をしたくない、学校へ行きたくないと言っている人を思い浮かべてみてください。それほど難しくないでしょう。

 

これとは逆のケースで、実際に動悸が起こって苦しい辛い日々を送っているのに、

 

「あなたは、体に問題がないのにさぼりたいから嘘をついている。」

 

なんて言われている人が、私のところへ相談にこられたケースがかなりあります。
自分の苦しさをわかってもらえないだけでなく、否定されるというのはどれだけ辛いことでしょうか。想像はできるかもしれませんが、ほとんどの人は本当の意味で理解できないし共感もできないでしょう。

 

幸か不幸かはわかりませんが、私は自身が不安症やパニック症といわれる状態に陥った経験があります。だからおそらく他の大多数の方たちと比べて、このような状態になったときの心理状態をかなり理解できるだろうと考えています。

 

「考え方や気持ちの持ちようでどうにかなるような問題ではない。」

 

という事ははっきりと断言しておこうと思います。

 

それで、先に述べた嘘つきと診断された人たちの体を観察した結果についてです。
整体的な観点からすると、そういった方たちの心臓の動きに明らかな問題を見つける事ができます。これは医療における心臓の診断とはまったく違う判断になります。

 

例えば、ハツラツとしている人と、そうでない人を見比べたらどっちの方が元気かは誰でもわかるだろうと思います。見た目の印象が全く違うからです。この事をそのまま心臓に置き換えればよいだけです。医療は客観的に、または数値化して評価をしようとするのでこのような見た目の印象や手で体に触れたときの印象をあまり重視しません。そのせいで、心臓が健全に鼓動しているかどうかの判断がうまくできないのです。


不安症やパニック症ではすぐさま心臓が止まる事はありませんから軽んじられる傾向がある訳です。ちょっと乱暴な表現になりますが、これが基本的な医療のスタンスです。

 

話がそれたので戻します。

 

問題のパニック症と不安症の整体的な判断ですが、実はとても簡単です。
不安になったり、動悸が起こってパニックを起こすような人は、必ず胸椎4番になんらかの問題があります。この問題は、簡単にいうと胸椎4番の稼働性に問題が起こっていると考えるとわかりやすいでしょう。一般的には、

 

「骨がズレている。」

 

と表現される事が多いのですが、整体的に表現するとずれているという説明は不十分で、固くなってうまく動かなくなっている状態です。胸椎4番は心臓の動きを制御する自律神経が通っているのですが、その神経が必要ない時に緊張してしまう事が原因で起こります。

 

ただ、人間の体で胸椎4番にだけ異常が存在しているという状態は非常にまれです。
その傾向はおおまかに2つに分類できます。1つは、体のどこかに問題があって、その問題が胸椎4番に影響しているケースです。そして、もう1つは胸椎4番に問題があってその問題が他にも影響を及ぼし、他の様々な不調を起こしているケースです。ただ、どちらのケースにおいても、心理的な不安やパニックが起こっている時は心臓の動きに何らかの問題が起こっている時に生じると考えてもらって間違いがありません。

 

多くの人はこの説明を聞いて、

 

「過去の辛い経験、トラウマ、ストレスが原因で起こっているのではないのか?」

 

と疑問を感じるようです。
そう考えたいのであれば仕方ないとは思いますが、もしそれが真実であれば死ぬまで不安、パニックという問題は解消されない事になります。記憶を消すような事は絶対にできないのですから。

 

人間は辛い経験や思い出があっても、必ずそれを乗り越えて生きていける生物です。
そうでなければ地球上にこれほど大きく繁栄をしているはずがありません。私の主張に疑問を感じるのであれば、歴史を少し調べてみると良いでしょう。ホモサピエンスは20万年前に誕生して、ほんの1万年前ぐらいまでは他の肉食動物に怯えながら暮らしていたのです。辛い事があったぐらいで病気になるような弱い種が20万年もの間生きてこられるはずがないという事はすぐに想像できるだろうと思います。ただ、そのためには、胸椎4番が健全な状態を保っていて、力強く心臓が動いている状態であるという条件が1つあるのです。

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