自律神経整体院

医療の限界と整体の視点:パニック症の診断について ┃長岡京市の自律神経整体院

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医療の限界と整体の視点:パニック症の診断について ┃長岡京市の自律神経整体院

医療の限界と整体の視点:パニック症の診断について ┃長岡京市の自律神経整体院

2023/07/24

パニック症の原因にはさまざまなものがありますが、多くの人が思いつかないものに高い所からの落下というものがあります。言い方を変えると地面に体をぶつけた事による打撲が原因です。よく似た原因に交通事故という要因も考えられます。

 

パニック症の人は、多くの場合、病院の検査で問題がないという診断結果から、

 

「おそらく心因的なものが原因でしょう。」

 

という判断になります。
しかし、この診断を100%受け入れるのは医療の検査技術を過大評価しすぎといえます。

 

整体師である私の立場から言わせていただくと病院の検査には様々な限界があります。
その中の特に不確かだと言えるものは、打撲やムチウチといった怪我に対する診断です。怪我をしていて血がでているような傷がない、レントゲンで撮影しても骨に異常がない、さらに念のためにMRIで撮影しても異常がみつからない、それだけ丁寧に診察を行っても見落としがよくあります。医学、医療が人間の体について完全に近い形で理解、把握していると考えてしまっている人が多いので、このようなことをいうと私の方が不信がられてしまうこともおおくありますが。

 

その見落としとは、骨の機能が十分に発揮されているかは医師では判断ができないというものです。

 

”骨なんて体を支えるだけのもの。”

 

そのように考えている人にとっては理解しがたいことかもしれません。

 

実は、人間は、運動をするときに骨の重さを利用しています。
歩く、立つ、走るにといった運動はまだ理解できるかもしれません。しかし、実際の運動はそのような単純な運動だけではなく、さらに食べた物を消化、心臓を動かすといった自律神経の働きに関わる部分にまで骨の重さが重要な役割を果たしています。ですから、例えば背骨で胃の働きに深く関わる胸椎6番に問題があればずっと胃もたれをするようになりますし、心臓の働きに関わる胸椎4番に問題があれば心臓の動きに不都合が生じることがあります。だから、整体でさまざまな体の不調に対応できるのです。

 

例をあげると、ラジオ体操における深呼吸がわかりやすいでしょう。
深呼吸をする際に、どうして腕を大きくまわすのか考えたことのある人はいるでしょうか。これは、特定の動作、骨を動かすことで肺の能力を大きく向上させるからです。スポーツにおけるフォーム、茶道における所作などもこれにあたります。医学、医師はこういったフォームや所作についてきちんとした説明ができるのか考えてみるとよいかもしれません。

 

さて、パニック症候群には大きくわけて二つの原因があります。
1つは呼吸器に問題が起こってうまく呼吸ができなくなっているケース。もう1つは心臓の動きに不都合が起こって動悸などが起こっているケースです。息苦しくなるケース、心臓の動きに不調が起こっているケース、実は自分の体にはどちらの問題が起こっているのか正確に判断できる人はかなり少数です。

 

パニック症というからには、不安がつきまとっているので心に問題があると思ってしまうかもしれません。しかし、心臓の動きに問題が起こって、その結果不安な気持ちになっているというのがたいていの場合は正解です。また、息苦しくなったときに、その影響は当然心臓にも及びます。心肺機能という言葉があるように、心臓と肺は密接に関わっている臓器ですから、どちらか一方にだけトラブルが起こるということの方が少ないと思った方がよいでしょう。

 

さて、医師にこのような話をして彼らは納得するでしょうか?
残念ながら理解しようと努力する医師には会ったことも聞いたこともありません。彼らは医療の範囲で治療し治そうという努力をします。その姿勢には尊敬するべき点もあるとは思うのですが、そのようなこだわりがかえって患者を苦しめているケースもあるということは知っておくべきではないでしょうか。

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