自律神経失調症の意外な原因　│長岡京市の自律神経整体院

パニックや自律神経失調症の原因として、ほとんどの人が知らない要因があります。

それはスキーです。

２０代で頻繁にスキーやスノーボードへ出かけていた人が３０代になってから原因不明の体調不良に見舞われるというケースが実は非常に多いのです。私の肌感覚では、５人の中で１～２人はスキーやスノーボードでの転倒時に体を強くぶつけることが原因といえるぐらいです。なお、これによく似たものにスケートボードでの転倒というものもあります。

 

どうしてこのようなことが起こるかを説明します。
打撲によって骨が健全に機能することができなくなってしまうからです。骨が折れていたりすれば医療機関での検査ですぐにわかるのですが、骨に外見上の問題が見つけられませんから異常なしという診断をされてしまいます。

 

骨の機能というとわかりにくいかもしれないので、具体的なものをあげてみます。骨の機能に問題が生じているケースでわかりやすいのは交通事故です。

 

「交通事故に遭ってしまった数年後から体の調子がおかしくなった。」

 

という話は誰でも聞いたことがあることでしょう。
スキーやスノーボードといったウインタースポーツでの転倒は交通事故と同じ程度の衝撃が体に入っていることが少なくないということです。

 

余談ですが、交通事故やスキーでの転倒などのダメージが後々に残るのは、速いスピードで体をぶつけてしまったときです。ですから、派手に体をぶつけたけどその時はなんともなかったという時ほど、体になんらかのダメージが残って後になって不都合が生じる可能性が高いということも知っておくとよいでしょう。逆にいうと、その衝撃で骨が折れていたりする方が実は安心だということでもあります。骨が折れることでエネルギーが解放されているのでダメージが後に残らないのです。

 

スキーで転倒したことが原因で、自律神経の働きに問題が起こり、その結果、動悸や息切れといった症状をはじめとする様々な不調が起こる。このことについてほとんどの人は納得できないかもしれません。しかし、これはある程度の整体の技術を持っていれば、誤判別することなどありえないほどシンプルな事実です。

 

厄介なのは、このようなことが原因で体に不調が起こっていても医療現場にいくと、他の問題だと判断されてしまうことです。理由は先ほど述べたとおり、現在の医療技術では打撲によって体、骨の機能になんらかの問題が起こっていてもそれを判別する能力がないからです。医療は体の問題を数値化したり映像化することにこだわりすぎているために起こる問題だといえます。