自律神経整体院

整体が明かす、逆流性食道炎と過敏性腸症候群の意外な関係

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整体が明かす、逆流性食道炎と過敏性腸症候群の意外な関係

整体が明かす、逆流性食道炎と過敏性腸症候群の意外な関係

2024/07/04

過敏性腸症候群と逆流性食道炎の関係について説明してみようと思います。
過敏性腸症候群は腸の異常であるのに対して、逆流性食道炎は食べ物が通る食道の炎症なのだからまったく関連がないもので、それを説明すると言われても「何をいっているのだ?」と思う人もいるかもしれません。中には、だから整体などは信用に値しないとまで考える人もいるかもしれません。しかし、整体師である私に言わせるとこの2つは実は基本的に同じ物です。むしろ別々でまったく関連のないものだと考えているからこそ根本的な解決ができないのだとさえ言うことができます。

 

当院に相談にこられる方は病院へいって改善がなかったという人がほとんどです。
これは医療が症状を止めることを主眼において治療が行われることが原因だと思われます。そのため、逆流や嘔吐が止まり止まればよい、下痢が止まればよいという考えにとらわれて、なぜ逆流や下痢が起こるのかということについてあまり掘り下げて考えられない傾向があります。なにかしらの説明があったとしても、ストレスや加齢が原因ということでまとめられてしまうのです。しかし、整体ではまずそこに着目することからはじまります。

 

下痢をする、そして逆流するつまり嘔吐するということがどういうことかを考えてみましょう。
下痢あるいは嘔吐をするとき、もっとも想像しやすいのは、悪い物を食べたときではないでしょうか。長く放置して痛んだ食べ物を食べると人は嘔吐をしたり下痢をします。悪くなったものを食べればこのような症状が起こるのは当然で、体の中にはいってしまった毒物を体外に排出しようとする生命を守るために必要な働きです。流行語を使って表現するのであれば、自律神経の働きの一つだということがいえます。

 

そして、ここからが整体的な思考のキモになります。
ただ、同じ毒物や悪い物を口に入れたとして、その全ての人が同様に嘔吐する、あるいは下痢をするという訳ではありません。体の状態や体質によって対応を体が行う、つまり自律神経の働きによって適切な反応が起こるわけですから、同じものを食べたとしても人によってその症状は下痢をしたり嘔吐をしたりと異なることになります。この違いが、過敏性腸症候群と逆流性食道炎の違いと同じだと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。つまり、これら2つの症状は整体師である私に言わせると、根本的な原因は同じだということが言えるのです。

 

さて、問題となるのは別に悪い物を食べたわけでないし、毒物を摂取したわけでもないのに、嘔吐や下痢が起こってしまうという点です。そして、これについての説明はとても簡単です。漢方の考え方に五行というものがあるのをご存じの方も多いことでしょう。五行とはそのまま脾臓、心臓、肺、肝臓、腎臓の五臓を意味するのですが、分類として胃は脾臓に属する内臓で、腸は肺の属する臓器だと考えられています。

 

五臓の関係図
五行における五臓とそのほかの内臓の関係

 

つまり、脾臓と肺の働きに関して問題が起こったときに嘔吐や下痢を起こすということになります。もう少しわかりやすく表現すると、呼吸器に支障があるときに嘔吐をしたり下痢をするのです。その理由は、うまく機能しない呼吸器を健全な状態に戻そうとする自律神経の働きが起こったときにそのような症状が起こるということです。

 

余談ですが、このことが理解できると、悪い物を食べたときに体に起こるのは呼吸器の機能が低下しているということもまた理解できることでしょう。毒物には様々な種類がありますが、呼吸器に支障を起こす毒物が体にはいった時には下痢や嘔吐が起こるわけです。

 

経験がある人は振り返ってよく考えてみて欲しいのですが、嘔吐したり下痢をしたりしているまさにその時は辛いと感じるかもしれませんが、その後、体が楽になっているということはなかったでしょうか。

 

漢方の考えでは「不調の症状を安易にとめてはいけない。」というものがあります。
なぜかというと、体を健全な状態にもどそうとする働きが起きているときに様々な症状が現れるのであってその症状を止めてしまうと反対に体を痛めてしまうからです。悪いものを食べてしまった時に、吐いたり、下痢をしてその悪い物を体の外に出そうとしているのを、辛いからといって止めてしまうとその毒性が体の中に残ってしまうということになります。

 

話を戻します。

 

逆流性食道炎や過敏性腸症候群を起こしている人の体を観察すると、胸椎1番にその原因があります。

実は胸椎1番は脾臓の働きに関連が深いのですが、実際の不調を訴えている人の身体の様子を観察するとわかることです。つまり、嘔吐をするのも下痢をするのも胸椎1番に問題があるからで、その原因は同じだということになります。胸椎1番が単独で異常を起こしているときには嘔吐しやすくなり逆流性食道炎となり、胸椎1番が胸椎2番に影響して問題を起こしているときにはその影響が肺そして腸に及び下痢を起こしているということがいえるでしょう。

 

ただ、これらは私の観察と経験からくる推測ですので、医学的に証明するのは難しいかもしれません
なぜなら、医学においては、脾臓の機能について現在も明確に把握できていないからです。症状を止めることを最大の目標としてしまう医学では、学術的な証拠を示して証明されるまでに何十年、下手をすると100年ぐらいは先のことになるかもしれません。

 

話をまとめてみようと思います。


つまり、逆流性食道炎と過敏性腸症候群は頸椎1番の異常を端に発する症状だということです。
その異常が呼吸器に及べば逆流性食道炎に、腸に及べば過敏性腸症候群と呼ばれる症状に発展します。また、胸椎1番というのは心臓などにも影響を与えることがあり、実際にはそれがパニックや不安症といった症状に及んでいる人の方が多いというのが現在の傾向だと感じています。ですから、根本的な解決を目指すのであれば医療では難しく整体を利用するのがもっとも適切だと考えています。薬物での対処療法は不十分な上に、ほかの問題を引き起こしてしまう可能性が高いのです。

 

お困りの方は、まずはご相談ください。
体の状態を観察して胸椎1番に問題があるというのがどういうことかきちんと説明させて頂きます。それで 納得して頂いた上で根本的な解決を目指すことができると思います。

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